運輸安全マネジメント
会社概要 > 運輸安全マネジメント
2022年度 運輸安全マネジメントに基づく情報公開について
2022年4月1日
さくら自動車株式会社
さくら自動車株式会社は、昨今業界に於ける、あってはならぬ重大事故の多発化に対し、十分なる「輸送の安全確保」という認識を全社員に周知徹底を図り、更なる輸送の安全性の維持向上に努めて参ります。
企業理念…お客様への安全・安心は信頼の提供~
それは、ゆとりある職務の遂行と行き渡る車両の整備から・・・
つきましては、運輸安全マネジメントに関する取組について、下記の通り情報を公表
します。
輸送の安全に関する基本方針
(1) 取締役社長は、輸送の安全確保が事業経営の根幹であることを深く認識し、車内において輸送の安全主導的な役割を果たします。
また、現場において安全に関する声に真摯に耳を傾けるなど現業部門の状況を十分に踏まえつつ、社員に対し輸送の安全確保が最も重要であるという意識を徹底させます。
(2) 輸送に関する「計画の策定・実行・チェック・改善(Plan Do Check Action)を確実に実行し、安全対策を不断に見直し、全社員が一丸となって業務を遂行することにより、絶えず輸送の安全性の向上に努めます。
(3) 輸送の安全に関する情報については、積極的に公表します。
輸送の安全に関する重点施策
(1) 輸送の安全確保が最も重要であるという意識を徹底し、関係法令および安全管理規 程に定められた事項を遵守いたします。
(2) 輸送の安全に関する費用支出および投資を積極的かつ効率的に行うよう努めます。
(3) 輸送の安全に関する内部監査を行い、必要な是正措置または予防措置を講じます。
(4) 輸送の安全に関する情報の連絡体制を確立し、車内において必要な情報を伝達、共有いたします。
(5) 輸送の安全に関する教育および研修に関する具体的な計画を策定し、これを的確に実施いたします。
輸送の安全に関する目標
2022年度の目標 有責重大事故・人身事故 0件、
物損事故(追突(逆突及び軽微を含む)) 前年比50%削減、
回送時による物損事故 前年比80%削減
飲酒運転の根絶
三つの「ゼロ」…有責重大事故、有責人身事故、飲酒・酒気帯び運転
物損事故削減
全員無事故・無違反でゴールド免許を保有
輸送時の安全確認励行と輸送に関する関係法規の遵守と意識向上
輸送の安全に関する計画
運行管理の徹底(点呼実施要領の再検討)
ヒヤリハット情報の報告会(危険予知能力の向上)
定期健康診断の実施(健康管理対策の充実)
社内スタッフによる乗務員指導教育(乗務員のレベルアップ)
2022年度 年間事故防止目標
・回送時の油断による事故防止の徹底重視
・人身事故の絶滅
・健康並びに飲酒に起因する事故防止
事故防止目標の達成状況
人身(車内含む) 追突・衝突(軽微含む) 回送時 健康・飲酒 合計
2021年度 0 9 5 0 9
2020年度 0 12 2 0 12
増 減 0 -3 3 0 -3
※追突・衝突での件数の殆どは、回送時および車庫内での接触等となります。
輸送の安全のために講じた措置及び講じようとする措置
◎輸送の安全に関する投資
〈2021年度実施〉
「衝突被害軽減ブレーキ」「車線逸脱警報装置」「ドライバー異常時対応システム」等
先進安全機能装備の小型乗合車両・2両代替導入
〈2022年度計画〉
事業年度(5月31日)終了後、掲載致します。
◎輸送の安全に関する教育及び健康管理対策
〈2021年度実施及び2022年度も同様に計画〉
①乗務員安全教育の実施(毎月1回以上) ②研修及び会議等の実施・参加
③初任運転者教育・研修・適正診断及び高齢運転者適齢診断(随時実施)
④運行管理者の教育等 ⑤一年に一度の定期健康診断と脳検診を実施、併せて
SAS(睡眠時無呼吸症候群)の検査・治療を実施
輸送の安全に関する情報伝達体制その他の組織体制
輸送の安全に関する組織体制及び指揮命令系統については、輸送安全管理規程
第8条5項に、また事故・災害が発生した場合における報告連絡体制については、
同規程第13条第1項に定め、それぞれ別紙(PDFファイル)のとおり定めています。
輸送の安全に関する内部監査の結果及びその措置内容
◎内部監査実施
安全方針に基づき、安全管理体制が効果的に実施・維持されているか、また、
安全管理に関する関係法令や社内規程などのルールが遵守徹底されているかについて
確認するため、輸送の安全に関する内部監査を実施しました。
実施期間:2021年2月~3月
被監査部署:本社各部門、本社営業所、稲敷営業所、河内営業所
◎内部監査及び措置
安全管理体制の適合性の確認は、安全管理規程内容は規程モデルに準じて作成~
届出されております。また点呼及び点検整備も特に問題なく実施されているとの
評価を受けました。
安全管理体制の有効性の確認は、安全方針の社内周知等は事務所及び点呼執行場所
等で乗務員に見やすい箇所に掲示されております。また休憩室等にも掲示されており
より一層乗務員に周知できている。教育・訓練では、重大事故等の対応手順や対応
訓練も実施されているとの評価を受けました。
指摘改善事項は、様々な掲示物等が多く貼りすぎていて、確認しにくい書類も見受け
られたので、掲示物の整理整頓に心掛け、社員が周知確認が出来るよう心がけを
致します。
安全管理規程
別紙(PDFファイル)のとおり定めています。
安全統括管理者
統括営業部長 町田 輝夫